プロフエッショナル~仕事の流儀 (016)’06.5.25

仕事の流儀
05 /26 2006

樹木医・塚本こなみ(56)
22歳で造園業を営む明さんと結婚3人の子育ての傍ら経理を担当する。全く何も知らない状態から少しずつ樹木の名前や特徴等を勉強。

夫の仕事を傍らで見るにつけ何時しか

「自分ならどうする・・・」

が芽生え始めていた。

独学で樹木の勉強を始め、43歳で女性初の樹木医の資格をとった。

色んな仕事をこなしていくうち、評判は広まり2年後、樹齢130年の大藤の移植の大仕事を依頼される。

過去に成功例はないものの、やってみたいと思い引き受けた。

仕事にのめり込みすぎ、家事が疎かになることを見かねた夫から「そんなに仕事をしたかったら出て行け!」と言われた。

私は「家族も仕事も捨てられない」と、両方を選択した。

・仕事の愚痴はいわない
・疲れた様子をみせない

ことを自分に課し、危機を乗り切った。

大藤の移植は、どのようにして幹を傷つけずに運ぶかがポイント・後、移植まで1ヶ月しかない・・・

途中何度も「なんで引き受けてしまったんだろう、、、」と後悔した。

スタッフのひとりが現場に向かう車中の雑談で、若い頃事故で骨を折り石膏をはめられた話を聞いてこれだ!と思った。

人間ならどうする? を考えると治療法が見えてくる。

翌年大藤は新しい土地でみごとな花を咲かせた。

こなみさんが現場でまずすることは
【樹木の声を聞く】
・手当て・・・手を当てて木の様子を感じ取る。

【木の立場で考える】・この木が私だったらと考えるとわかることがたくさんある。

「樹は声を出せないけれど、訴えているんです。それに気付いてあげることが私の役目」

「【樹木と向き合う】といつも思うんですけど、人も樹も生命として同じだなって、私がこの樹をを治療してやる!って思うとだけなんですね。『教えてください』というと教えてくれるんですよ。人間が大自然の樹木を治療するなんておこがましいって思いますよ」



「いつも思うんですよ、悩んだ先にしか答えはないって、こうしてずっとこの繰り返しなんだと思います。」



また、茂木さんとのこの会話はおもしろかった・全く同感

こなみ「あまり深刻に考えないで、やってしまうんです。やらないとわからないでしょ。すぐやってみるんですよ。なんでも」

茂木「そうなんです。考える事事態がすでに壁なんですよね。考えるより行動してみる。脳科学からみても正解です」

茂木「塚本さんにとってのプロフェッショナルとは」

こなみ「一生この道を極めてみたいと思い続ける人」

ひとつのことを極めていくと、どんなものであれ、自ずと宇宙の真理・大自然の法則を感受することになる。
人としての〈生きる道〉が見えた気がした。
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仕事の流儀~ベンチャー企業経営者

仕事の流儀
04 /28 2006
昨夜のプロフェショナルはベンチャー企業女性社長 秋山咲恵さん。
技術畑の夫君 副社長の吉宏さんとのタッグマッチ。

ベンチャー企業は年度の増収・増益が信用に繋がるという非常にシビアな世界だ。
起業して13年。
多くの修羅場を潜り抜け、今あらたな正念場を向かえる。


【一寸先は闇】だけど壁にぶつかって強くなる。小さい失敗は最初から織り込み済みだから大丈夫。まず【慣れること!】
結局、人の心の中に壁があるんですよと説く。

咲恵さんはスケジュール帳以外に大きなノートを持つ。
①名前・発言・キィワード
②長期スケジュール
が記されている。
未来を目に見える形にするため。
日々の仕事に追われて、準備しなければならない事が忘れがちになり慌てるはめを防ぐ為だ。

夢が擦り切れていく夫を感じて夫のために起業した咲恵さんだが、会社は最初から順風とはいかず、眠れない日々をおくった。厳しい現実に直面して初めて怖さに気付いた。夫の「失敗してもいいじゃないか。又二人で始めれば」という言葉で腹をくくった。
4000万借金しての再スタートを切った。

要は気の持ち方なんですね。現実に呑み込まれてしまって、自分で変える事ができなかった時の夫の一言が私の気の持ち方を変えてくれたんです。

「従来の夫婦の概念に囚われているのはダメですね。個人としてみてくれる人でないとパートナーにはなれない」

人は仕事を通じて育つものだと思います。だから
①100%、逃げずに乗り越えさせる
②不安を乗り越える原動力を与える
③失敗しても大丈夫(あなた自身は受け入れるよ)

どの世界でも非常に重要な育成の3つのポイントだと思う。
そして、私が共振・感動するのは
・背伸びさせて育てる
・失敗が人を育てる
というコアを深い次元で把握していること。

会社を育てる=人を育てる
今日もまた仕事をとても愛している姿に出会った。


「結局人は自分でしたいと思ったことしかできないですから」

ほんとにそうだ。

プロフェッショナルとは?
自分の信じた道をまっすぐひた向きに歩くこと。
不可能と思えることでもひた向きに理想を持って進むこと




NHKプロフェッショナル~仕事の流儀

仕事の流儀
04 /21 2006
大手飲料メーカー商品企画部長・佐藤 章氏

熱い!兎に角熱い!TV画面からは章氏の凄いパワーがほとばしっている。常にどこか一歩引きながら全体を把握している。そのエネルギーの矛先はレーザービームのように焦点が定まっている。
なんて素敵な闘う戦士の笑顔だろう・・・

・チームは異種格闘技である。
異なった職種のプロが団結して一つの新商品を世に送り出していく。企画から製作まですべて自前のプロジェクトなのだ。

そう、それは正に金剛界曼荼羅だ。


章氏のビジネス哲学
・情熱を伝染させろ!・思いついたら人にぶつけろ!・自分に嘘をつかない!

茂木「どんな時にアイデアが湧きますか?」

佐藤「動いてる時ですね。そのほうが脳が刺激されてアイデアが湧きます」
おお!やはりカタカムナですね。-1(別カテゴリー注釈)

そう、人は騙せても自分はだませない。

「妥協してはダメなんですよ。少しでも引っかかったら捨てるんです。」

いやぁ~全くもってアーティストだ!!

そして脳内開発と名づけた図を作る。
・市場・時代・ターゲットと的を絞り、脳内を整理し新たな開発の道筋を絞り込んでいく。

そこには開発の掟が存在する。
①サプライズ
②確信犯の一人がすべてを決めていく
③会社の都合で商品を創らない

これはどんなプロジェクトであっても大切な掟であると同感する。

「個人の力は知れています。自分で気付くように刺激を与えるのが私の役目です。刺激を与えて力を引き出すんです。」

さていよいよ水戸黄門ならぬお決まりの瞬間である。

茂木「佐藤さんにとってプロフェッショナルとは?」

佐藤「愛情がある人・・・テクニカルなプロはダメです。いくら間違ってもいいんですよ。人の気持ちの中に入っていける人でなきゃ」

正にそれは人間のプロである。

プロフエッショナル~仕事の流儀

仕事の流儀
04 /18 2006
私が毎週欠かさず見る好きな番組・NHK(木)22時・脳科学者の茂木健一郎がインタビュアーを努めるプロフエッショナル~仕事の流儀がある。先週4月13日は建築家・中村好文(57)氏だった。

彼は「実はクライアントはどんな家がほしいのかわからないんです。」と語る。

なるほど・・・と思う。私もあんな家こんな家、、、と思いはあるのだが、漠然としたイメージに過ぎず、果たして自分にとって快適な家になるのかどうかはかなり疑わしい。

中村氏は、まず、雑談の中で家族のライフスタイルや好きなことなどを聞いていく。その中からクライアントの①潜在的要望を探っていく。
現地に赴き、土地の形状や風の向き・日当たり等一日かけてイメージを膨らめていく。設計をするプロセスの中でその家の②物語(ストーリー)を込める。あくまで③主人公は家・を貫く。
住む人のライフスタイルに合わせながらも、おもねない・

アーティストとしての自信と誇りがあるから言い切れる言葉と感じた。

「勿論毎回重圧を感じます。でも重圧を感じながらも呑気でないとだめなんですよね」と語る。

アクティングの稽古でも実はそうなのだ。あるショートストーリーを二人組みで演じる。その時の台本の設定によって旅館の仲居や飲み屋の親父などのちょいやくの手伝いが必要になる。そんなときの手伝い役はたいがいすばらしい演技をする。〈自分はこの稽古の手伝いに過ぎずまるで責任がない〉だからリラックスして楽しんで演技できるのだ。それがそのままいい演技につながる。

「たまにいや~これほんとにできるのかな~、、、ていう悪条件のものがあるんですけど悪条件にこそ突破口があるんですよ」と言う。

悪条件をなんとかクリアしようと必死になって考える。その試行錯誤の中から思いもよらないすばらしいアイデアが出現する。正にそれは創造力の源泉かもしれない。

毎回お決まりの最後の質問である。
私はこの瞬間がとても好きだ。

茂木「中村さんにとってプロフエッショナルとは?」

中村「ある特定のもの(職)から選ばれた人・ですかね」

私の目から大きな鱗がボロっと落ちた。

それは〈仕事を選びとること〉とコインの裏表のような関係をしていながらも、全く次元が違う。究極的なプロの定義だ。〈家が主役)と言い切ったそれと合い通じるものがある。

自分の仕事に対する大きな愛情と誇り

その気負いのない気さくな笑顔はすばらしく輝いていた。 

masumi.m

【idea astors school】スタニスラフスキー・マイズナーテクニックなど海外では標準のメソッドを学べる大阪の演技スクールです。自分自身を如何にプロヂュースしていくか!?演技訓練を通じて新たな思考回路を育んでいきます。

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