魂のピアニスト フジコ ヘミング 

CD ARCHIVES
11 /17 2009






スポンサーサイト

CD ARCHIVES

CD ARCHIVES
03 /04 2009

このCDアーカイブは、すべて私のアーカイブから厳選してご紹介しています。感想などは私の主観的客観によるものですのでご了承くださいませ。(^o^)丿


アナ・カラン *おいしい水 

CD ARCHIVES
03 /12 2008
おいしい水・ANAA CARAM



1958年、ブラジル サンパウロ生まれ。

今までの彼女の殻を破ったワールドデビューにふさわしいアルバムだ。
ブラジリアン独特のリズム感と乗りを最大限に引き出した冒険的アレンジがまたすばらしい。CLOSE TO YOUなどのポップスをアナのハスキーで吐息混じりのボサノバがアンニュイに誘う。

春のうららかな午後に、夜のとばりが下り始める夕暮れに、霧雨の朝に・・・アナのセクシーでキュートなボイスは語ってくれる。
肩の凝らない心地よいサウンドがお薦めの一枚です。




ヒルデカルト・フォン・ビゲンの音楽の奇蹟

CD ARCHIVES
02 /09 2008



VISION

10年位前だったと思う。当時東京・阿佐ヶ谷に住み、歌手・俳優を生業としていた。ある休みの午後、ふと最近の【現代音楽】を聞きたくなり店に足を運んだ。小さい店だしこのジャンルはあまり数はない。
それでも20枚ほどの中から直感的に決めたこの一枚を買い求めた。

良い音楽はイントロで判る。

最初の音が聞こえるや否や思わず拳を握り締め小さくガッツポーズ!

なんの前情報もなく、こうしてインスピレーションだけで選んだものがすばらしくよかったりすると訳も無く自分自身を 褒めたくなる。

さて、前置きが長くなった。

時は遥か昔に遡る。
12世紀、スジュール大修道院が聖ドニ教会の陰鬱な内装を宝石のちりばめられたゴシック様式に変容されていく。
劇的な象牙の十字架・・・クロイスターズ・クロス
ウイーン近くのクロスターノィベルクの祭壇用の青銅メッキの飾り板など、新しい美術の様式が生まれた革新的時代だった。

過去のどんなものよりも独創的・かつ甘く、人の心を掴み、リズムを持ち、黙示的啓示を創造する天才アーティストが1098年ドイツに生まれた。彼女の名はヒルデカルト・フォン・ビンゲン

貴族の家の第10子として生まれ。両親の手で8歳の時尼僧として出家
ヒルデカルトは幼少より非常に病弱で、他人の目には見えないものを見、未来を予言することが出来たようだ。

《苦しい病床から起き上がるたびに、あらたな幻影を体験した》

《自堕落で背徳的な聖職者たちとの闘い》

苦悩の人生から命がけで生み出される作品

【道をしりて】【人生の功徳の書】【聖なるみわざの書】等の書籍に加え医学についての科学的な研究書も2冊出されている。

ヒルデカルトの作曲は独創性に富んだ音楽とたぐいまれな言語表現力により、聞くものの心に強いインパクトを与える。
それでいて甘く、静謐である。

何しろこのアルバムを聞いていると人間とは霊的な存在であると実感するのだ。

原曲のスピリッツを損なう事無く、非常にアーティスティックな編曲をほどこしたRichard Sout herに脱帽!!
奇跡的と呼ぶにふさわしい程すばらしい!!!

ただ清らかだけではない。『人間が生きていく上で必要なエネルギーが凝縮されている』かのようだ。

Vocal:
EMILY・VAN・EVERA

国際的クラシック歌手


Vocal:
SISTER・GERMAINE・FRITZ・OSB
ベネディクト会シスター
カトリック系学校校長

プロデューサーのTONY・McANANYがこのアルバム制作に彼女を引っ張り出すのに大変苦労したという裏話がある。

編曲・構成・演奏。解釈:
RICHARD・SOUTHER

最後にヒルデカルトの言葉を引用しよう

すべての聖句 すべての聖歌やカンティクムの下で 水のような 神秘的な つむじ風のような 
そして時になにかをはらんだ穏やかな 
様々な音と沈黙とが 私の中で歌う音楽の脈動や満ち干きのうちに
感じられるに違いない
私の新しい歌は 神の吐息に吹かれる羽毛のように漂うにちがいない


言葉がやってくるときには それらはただ音楽を持たない虚ろな貝殻にすぎない 
唄われてこそ 言葉は生きる  
言葉は身体であり 音楽は魂なのだから







大沢みずほ・アクアドリーム

CD ARCHIVES
06 /26 2006


オリンピック・シンクロナイズドスイミングの音楽プロデュースで世界的に注目を集めた女性アーティスト。

奇想天外で斬新な音楽は知らぬ間にどっぷりとみずほワールドに嵌っている。

曲自体が多くのイマジネーションを与えてくれるので、音に乗って動いていけばすでに創作できてしまう・・・ってな感じだ。

しかしながらも芸術性が非常に高い故に表現も中途半端だと三位一体とはいかないだろうが、そこそこでも曲が助けてくれる分、心強い。

創作ダンスの選曲に迷っている方は必聴!

鍵盤の魔術師/ウラディーミル・ホロウ゛ィッツ

CD ARCHIVES
05 /07 2006


HOROWITZ
DISCOVERED TREASURES

ホロウ゛ィッツは1903年ロシアに生まれた。
キエフ音楽院で学び1920年にピアニストとしてデビュー。
”26年にはベルリンでのデビューも果たす。
”28年に渡米しカーネギーホールリサイタル。
1953年に突然引退し以後12年間活動を停止した。
1965年再びカーネギーホールで復帰コンサート。
1989年NYで没。

グラミー賞27回受賞。他数多くの賞を獲得している。

ラフマニノフも絶賛した超絶技巧と強靭でいて繊細な音。
しかし、12年の休止後に再び果たしたコンサートはそれまでの演奏とは明らかに違っていた。

完璧なテクニックに裏打ちされた鋭く豪快かつ繊細な音に加え、ダイナミックでありながらも上品で華麗で優美な音色はすべての人を魅了した。

無一文から巨匠としての名を世界に馳せるまでの彼の人生は波乱万丈に満ちたものだったのはいうまでもないであろう。

ひとつの曲を演奏するために、「その作曲家の全作品をしらねばならない」と言い実行した彼。
録音時のエピソードでもたびたび語られるように完璧主義の一端がうかがえる。

演奏するとは「作品の知的解釈ではなく、主観的な再創造のプロセス」
だという彼の言葉は真の芸術家でなければ言えない言葉だ。

ショパンの曲を深く知りたい方にはホロウ゛ィッツは他の群を抜いている。
ピアノ一台でオーケストラを聴くほどの満足感を与えてくれる。
まさに晩年のホロウ゛ィッツは魂のピアニストと呼ぶに相応しい。

タンゴの巨匠/ アストル・ピアソラ

CD ARCHIVES
04 /22 2006


ピアソラのCDの中で私のとびっきりのお気に入りはこのLUNA・Astor Piazzollaだ。

1921年3月11日アルゼンチンのマル・デル・プラダに生まれたピアソラ。その後ニューヨークに移住し音楽好きの父からバンドネオンを贈られ音楽に取り組む。
17歳・ブエノスアイレスで様々な楽団で活躍。

1946年にはオリジナルの楽団を持ち編曲も手がける。

1989年六重奏団を結成。
様々に遍歴を重ね 新しい音楽を追求してきたピアソラだが、1992年脳溢血に倒れ帰らぬ人となるまで、ピアソラ自信が思う最高のグループとして作品を残した。

そのグループの数少ない録音作品の中でもこの1989年のオランダでのライブは秀逸であると思う。私は一番好きだ。

特に4曲目「カモーラ3」は最高だ。
カモーラとはナポリのマフィア組織の事。かつてスペインの植民地だったアルゼンチン。タンゴが生まれ育ったその原点を意識した作品なのは言うまでも無い。

このバンドにはタンゴにはつきもののバイオリンがない。
その分チェロが独特の哀愁と重厚感を際立たせている。
この曲中盤のソロが最高のチェロ奏者であることを如実に物語っているであろう。

また後半のピアノソロがたまらない!この曲だけどれだけ聴いたかわからない。今はCDだから擦り切れることはないのだが、文字通り擦り切れるまで聞いた。
自由自在に音を変幻させ、真似ようにもまねできない絶妙な間と抑揚のあるリズム感だ。
ピアノの音と共に体の中が知らずにうねっている。ふぅ~
(どなたかこのピアノ譜をお持ちの方はおりませんか?)

このピアニスト/ヘラルド・ガンディー二 当時はタンゴとはほとんど接触がなかった様だが現代音楽の世界ではかなり有名だった。
流石ピアソラ、目の付け所が違います。

ライブとは思えないほどの完成度に加えタンゴが持つ独特のエナジーと臨場感がモロに味わえます。


masumi.m

【idea astors school】スタニスラフスキー・マイズナーテクニックなど海外では標準のメソッドを学べる大阪の演技スクールです。自分自身を如何にプロヂュースしていくか!?演技訓練を通じて新たな思考回路を育んでいきます。

idea actors school HP